実家に帰省したあと、一人暮らしの自宅に戻ってもまだ寂しい気持ちが消えない…
このように感じる人が多いでしょう。
中には毎回「あまりに寂しく泣いてしまう方」や「帰宅して翌日になってもまだ切ない…」という人も。
今回はこういった方に向けて、僕の体験談なども入れながら「寂しさが少しでも解消できるかもしれない方法」を紹介したいと思います。
「今寂しい状態」から、今すぐ実践できる方法は?
まず今すぐ実践できる方法ですが、やはりベストは「今すぐ会える友達」がいるのであれば、誘ってご飯を食べに行く、飲みに行く、などでしょう。
それが無理なら、行きつけの常連の飲食店(あるなら)に行って店長やスタッフと会話するというのもアリでしょう。
上記が難しいなら、誰かと電話するのがいいと思います。ビデオ通話とかなら、さらに効果的でしょう。
それも全て無理なら、何かしらの作業や行動をして「寂しい気持ちを紛らわす、薄れさせる」的な方法が良いと思います。
その間に時間が経てば、寂しい気持ちを忘れていつもの日常に…となるのが理想ですね。
まずは王道かもしれませんが、何かしらの動画を見るのはかなり効果が高いと思います。
例えばアニメやドラマなどはストーリーに集中すると寂しい気持ちを忘れられる可能性があるでしょうし、また単純に笑える番組やバラエティなど見るのも良さそうですね。
もちろん音楽や読書などもいいですが、動画のほうがより気分は変えやすいのではないでしょうか。
それも全部無理そうなら、普通に早めに寝るのもアリだと思いますよ。
帰省の移動で疲れて寝やすいかもしれませんし、あと朝起きたら、もう寂しい気持ちが消えている可能性も全然ありますからね。
考え方で寂しさを軽減させる?
考え方次第で、マシになる可能性があります。
①自分より遠い人のことを考える
僕の実体験でいうと、僕よりも移動距離が長い場所で一人暮らしをしている人は、「頻繁には実家に帰り辛くて会えない期間が長いだろうから、もっと寂しくて辛いんだろうな…」と考えたこともありました。
そうすると「自分のこれくらいの距離なら大したことない」と思えた瞬間もありました。
また、それと同時に「遠い人はすごい!自分はまだまだ甘い!もっと強くなろう」と言い聞かせたこともありましたね。
もし僕がめっちゃ遠い場所で一人暮らしをしていて辛い場合なら、おそらく「外国に住んでいる人とかに比べたら、同じ日本国内じゃん」てな感じでポジティブに考える気がします…。
②寂しさを感じるのは自分だけじゃないことを考える
実際僕だけではないので、「こういう気持ちの人は多いだろうな~」と思うだけでも若干気持ちは落ち着きましたね。
みんな寂しさに耐えて頑張ってんだな~みたいな。大げさかもしれませんが…。
帰省シーズンに駅などで同世代くらいの人を見かけると「この人もそうかもな」と思ったこともありましたね。
「今すぐの対策」としてはこんな感じでしょうか。
ではここからは、「帰省した時に毎回寂しいなら、次回から試してみては?」的な内容になります。
帰省後に寂しい、次回からの対策は?
いくつかの方法を紹介します。
現在住んでいる場所で、夕方に人と会う予定を入れておく
一人暮らししている場所、つまり戻る場所で、夕方頃に友達などと会う予定を入れておく感じです。
地元が関西で東京に住んでいる場合で言えば、昼間に地元を出て夕方から夜に「東京で友達とご飯」みたいなノリです。(自宅に帰る前に)
荷物が多いのがちょっとキツイかもですが、「実家から直で➡自分の部屋」となる前に、ワンクッション挟む感じはだいぶマシな気がします。
また、実家を出る時も「戻ったら〇〇と会える」って感じのテンションになるかもしれませんね。
で、友達と遊び終えたらそのまま帰り、「もう遅いからすぐ寝る」って流れがいい気がします。
戻ってきた翌日には仕事などがあったほうがいいかも
休める日数にもよりますが、例えば帰省から戻ってきた翌日に仕事だとしんどいから「一日余裕を空けておこう」みたいな考えをする人も多いと思います。
でもこれは逆に「帰ってきた次の日はもう普通に仕事」とかのほうが、寂しい気持ちを早く忘れて日常に戻りやすい気がします。
もっと言うと、あなたが現在何かしらのバイトなどをしている状態なら、実家から帰る日の「その夕方」にバイトとか入れておくのもアリかもしれません。
ただ体力的にもキツイでしょうし、可能であれば…の話ですが。
普段の帰省の回数を増やす?
目的としては2つあると思っていて「何回も経験することで寂しさに慣れること」、そして「寂しくてもあと〇ヶ月待てばすぐ会えると思えること」です。
ただし注意点やデメリットはけっこうあるので、4つ挙げたいと思います。
①「時間」と「お金」がかかる。
②いくら実家とはいえ、家族の予定や都合もある。
ただよっぽどの頻度ではない限り、親は子供が帰ってきたら喜んでくれる可能性は高い気はしますけどね。
③「最近なんでよく帰ってくるの?」と親などにツッコまれる可能性がある。
もし「寂しいから」と言うのが恥ずかしい場合はごまかすのが大変かもしれません。
まあ「暇だから」とかで大丈夫だと思いますが。
④もし効果がない場合、もしくは効果が出るまで時間がかかる場合、「寂しくて辛い思い」を何度もしてしまう恐れがある
実家にいる時間(日数)をいい感じの長さにする
これは人の感覚によって変わってきます。また、当然実家にいられる滞在期間も人によって違います。
例えば僕の場合、半日とかで帰ると「短かったな~。もっと両親としゃべればよかったな~」と、後悔もあり寂しさも大きいような気が…。
厳密にはそのあと「友達と合流して遊びまくってから戻る」ってパターンが多かったので、地元にいる時間自体はもう少し長いのですが、実家にいる時間としてはやはり短いですよね。
逆に5日間くらいいたらどうなるでしょう?
実際この経験はないですが、5日もあればその時に「両親と話したい内容」はほぼクリアできるでしょうし…
お互い満足もして後悔もない感じで帰れそうだから「寂しさもマシになるのでは?」と思ったりもします。
でも逆に、というかたぶん一般的には「長くいればいるほど居心地もよくなり、帰りたくない~」という気持ちが強くなる人が多いんじゃないでしょうかね。
また長い分、あとで「その楽しく過ごした時間」を思い出して切なくなる可能性も高いかもですね。
だから…自分にとって「良い感じの日程」を決めるのがいいでしょうね。
僕なら5日間とかは、寂しさよりも単純に「ちょっとキツイ」というか、やる事もなくなるので、やっぱ一泊くらいがちょうどいいかもですね~。
でも1泊は、きっと一般的には短いでしょうね…。
早い段階で寂しさを薄れさせ、引きずらないパターン
一人暮らし中の自宅に戻ってくる前に、「最初の寂しさダメージ」を少しでも抑えることができたら、長引かないかもしれませんので、そういうパターンを紹介します。
①帰りの新幹線の過ごし方を考えておく
これは新幹線など、しばらく長い時間をかけて「乗り物に乗って帰る」という前提です。
例えば、好きな漫画とか本とか、スマホでYouTubeを見るでもいいですし、爆睡する予定なんかもいいかもしれません。
そういうのを見ながら気持ちを紛らわして時間を潰している内に「寂しい気持ちを薄れさせる」、もしくは乗る前にそれを楽しみにする感じですかね。
これは乗ってからではなく、予め何をするか決めておいたほうが、よりそっちに意識するのでいい気がします。
②別れるのは駅とかではなく、自宅でバイバイする
最終日、家族が駅や空港などで見送ってくれるシーンはよくありますよね。
姿が見えなくなるまで親が手を振ってくれたり…みたいな。そりゃ泣いちゃう人もいるでしょう。
でもこれって「The・見送り」って感じがして、寂しくなるじゃないですか。
僕なんかはただ駅のロータリーに車で送ってもらうだけでしたが、それでもなんか「別れる雰囲気」が強調される感じがしたので、いつしか実家の中で別れることに変えました。
送ってあげると言われても断り、徒歩15分くらいかけて最寄り駅まで向かう形にしていましたね。
もっと言うと、実家でも玄関ではなく、父や母の部屋まで行って「荷物準備できたし、じゃあまたね!」って感じのほうがまだ「別れる感」が少なくていいように思いましたね。
③最後に会うのを友達にする
これはまず帰省した時に、実家の家族だけでなく地元の友達とも会う前提です。
僕は毎回は無理でしたが、会う予定の時はなるべくこの方法にしていました。
昔、あまり深く考えない時は友達と会ったあとに実家に帰り、一泊してから地元を離れるという流れだったのですが、これを逆にしました。
僕が東京で一人暮らしをしていた時期で言うと以下のような流れです。
東京➡実家で家族と会う➡友達と会う➡東京
こうすると、まず実家を出る時は「これから友達と会う」っていうテンションなので若干マシです。
で、地元を出る時は最後に別れるのは友達なので、これも個人的には寂しさはだいぶマシですね。
もちろんなんとなく切ないのですが、僕的には家族よりは「辛いレベル」は落ちますね。
あと、この時には家族と離れてだいぶ時間が経っているので’、その寂しさもだいぶ減っています。
④戻りたい(帰りたい)理由を見つけておく
現在住んでいる場所(一人暮らしの家がある)に戻りたい理由ですね。
例えば僕の場合、東京に住んでいる時にハマっていたラーメン屋があり、多い時は週に2日ほど通っていました。
で、地元からの帰りは寂しいけど「東京着いたら速攻で店行って〇〇(好きなメニュー)食うぞ~」って感じで考えると、多少テンション上がっていましたね。
もちろんこのラーメン屋が地元にもあれば意味ないんですけどね。
「東京に行かないと(戻らないと)食べれない」ってのが良かったですね。
もちろん食べ物じゃなくても構いません。
僕は超単純な性格なのでけっこう何でも多少元気になるのですが、もちろん「彼氏」や「彼女」に会えるとかでも全然アリですね。
というか、たぶんこういう恋愛系のほうが効果が高い人が多いんじゃないでしょうか。
でも片思いとかでも全然いいと思いますけどね。
「バイト行ったら〇〇さんとしゃべれる➡早くバイト行きたい➡早く東京に戻りたい」みたいな。
⑤別れる際に「次会える日」を伝え、そしてその日のことを考える
「じゃあまたね。」だけではなく、具体的に「次はお盆に帰ってくるわ!」とかって言ったほうが、自分的にも「また帰ってくる感じ」の雰囲気になってちょっとマシになるかもです。
具体的にだいたいの時期がわかっていれば、あと数ヵ月で会えるなと考えることができ、寂しさも少しマシになるかもしれません。
また、僕が実家を出る時に寂しさを感じますが、それは家族もきっと同じような気持ちだと思うんですよ。
だからこの別れ際のセリフは見送る家族にとっても「寂しさがちょっとマシ」になるんじゃないでしょうか。たぶん…。
ただ「じゃあまた一年後!」とか少し長いと逆効果かもしれませんが…。
できれば「すぐまた会えるね」感を出したいですね。
現実的には難しいが、こんな寂しさ対策も!
一緒に帰る人(戻る人)がいればベスト
まあ実際は難しいですし、僕も経験がないのですが…。
例えば一人暮らしをしている近くに、同じく地元から出てきている友達がいたとして、ほとんど同じ時期に帰省したとします。(向かう時は一緒じゃなくてもいいですが)
そして「地元から戻る時」は、その友達と時間を合わせて一緒に帰るってパターンです。
帰ってる途中で、すでに寂しい気持ちはだいぶ和らぐのではないでしょうか。
友達とルームシェアしてみる!?
これはかなり思い切った対策(方法)ですが…。
まず僕は実際この経験があるのですが、帰省から戻る時もかなり気持ちはマシになりましたよ。
「家族と過ごした空間から」➡「一人ぼっちの部屋に戻るのが寂しい」となるのであれば、めちゃくちゃ効果がある方法でしょう。
帰っても一人じゃないんですから(たまたま同居人が出かけてもそのうち帰ってくるでしょう。たぶん)
そして今回の記事を読んで頂いている方は、帰省に関係なく基本的に普段でも寂しがり屋な可能性が高いと思うので、そういう意味でも良いかもしれませんね。
実家の近くで一人暮らし
まあリアルは「今の場所から移動できない人」がほとんどでしょうから、ハードルが高いというか、実現は厳しいとは思いますけどね…。
もし現在、実家と離れた場所で「一人暮らしをしている意味がそこまでない状況」とかだとアリかも…?って感じです…。
ちなみに僕は…
今まさにこの状態で、実家から歩いて行ける場所で一人暮らしをしています。
この「帰省の寂しさ」的な意味ではその悩みは完全に消えましたし、ハッキリ言って最強です。
でも別にそこまで近い距離じゃなくても、「片道3時間が1時間になる」とかでも気分的にはかなり違ってくるのではないでしょうか?
帰れる回数自体も増えるでしょうし、「東京は遠すぎるから〇〇に引っ越そうか」みたいな…?
ただ将来のこともあるでしょうし、本当に「寂しいだけの理由」で移動してもいいのか?など、じっくり考えるべきだとは思いますけどね。
そしてやはりこれもデメリットはありますので…。
最後に
僕から伝えられることがあるとすれば…
まずそれだけ寂しいということは「それくらい実家の家族が温かい」ということでしょうから、それ自体がとても幸せなことです。
「そういう場所があること自体が」って意味でもそうですね。
とりあえず、このようにポジティブに考えることも大事なんじゃないでしょうか。
そしてもし一人暮らしして「初めての帰省」や、または「まだ数回」とかであればそこまで気にしなくてもいいような気もします。
これから何回も帰ることで、寂しさにもたぶん徐々に慣れていくでしょうし、単純に年齢も上がり成長して大人にもなっていくでしょうからね。
以上です。